2008年11月17日紙面より
小林「えびふりゃー」で有名!
今年は実力で人気をつかむ!!
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新球ではないが、進化球といえるかもしれない。小林の秋のテーマは「すべての球種のレベルアップ」にある。中でも最重要強化ボールがシュートだった。
「ぜいたくを言っちゃいけないんでしょうけど、できれば空振りを取れるボールにしたいんです。ボクのシュートでは詰まらせることはできますが、空振りにはなりませんから」
変則フォームからシュートとスライダーを出し入れするのが小林の生命線だ。“左殺し”の使命を与えられている男にとって、内角をえぐるシュートは必須の球種。しかし、詰まらせるのが目的のシュートでは、空振りは奪えない。たとえば二塁や三塁に走者を置いたケースでの登板がある。進塁を許さないためには三振が理想。だからシュートをシンカーに“進化”させる試行錯誤を続けている。
「沈ませることができれば、空振りもある程度は取れると思うんです」
誰もが思う「投げ分けられないの?」という疑問には「それができないんですよ」との答えが返ってきた。今季の小林は自己最多の46試合に登板し、21個の三振を奪った。三振率(奪三振数÷打数)にすると1割8分1厘。同じリリーバーの高橋(2割4分1厘)、浅尾(1割9分6厘)よりも低い。
ツーシームで内角に投げればシュートはするが、沈めるためには『ひねる』動作が加わる。その感覚を指先に覚えさせるために、ブルペンとネットピッチで練習中だ。シュートからシンカーへ。持ち球の「進化」は、小林自身も「進化」させてくれるはずだ。 (渋谷真)











